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カジノでの両替方法|現金をチップに替える・換金する流れを解説

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カジノで遊ぶとき、現金をそのままテーブルに出して賭ける——わけではありません。カジノでは、現金を「チップ」と呼ばれる専用のコインに両替してから遊びます。

日本にはない仕組みなので、初めてカジノに行く人は「どうやって両替すればいいの?」「勝って増えたチップは、どうやってお金に戻すの?」と戸惑いがちです。お金の扱いは、カジノで遊ぶうえで最初に直面する関門とも言えます。

なお、カジノでのお金の扱いには、大きく2つのパターンがあります。ブラックジャックなどの「テーブルゲーム」では、現金をチップに両替して遊びます。一方、「スロット」は現金を直接機械に入れて遊ぶため、チップへの両替は不要です。この記事は、主にテーブルゲームで必要となる「チップの両替」を解説します(スロットについては後半で簡単に触れます)。

この記事では、日本円を現地通貨に替えるところから、現金をチップに両替する方法、そして遊び終えたチップを現金に戻す(換金する)方法まで、実際の流れに沿って解説します。これを読んでおけば、カジノでお金の扱いに迷うことなく、スムーズに遊び始められます。

なお、この記事で扱うのは、カジノの現場で現金とチップを交換する方法です。自宅で遊ぶための物理的なチップ(コイン)の購入についての記事ではありませんので、その点はご了承ください。

テーブルゲームでは現金ではなく「チップ」で遊ぶ

まず大前提として、カジノのテーブルゲームでは、現金を直接賭けることはできません。現金を「チップ」という専用のコインに両替し、そのチップを使って賭けるのが基本です。

なぜ、わざわざチップを使うのでしょうか。理由はいくつかあります。ひとつは、不正を防ぐため。すべてのやり取りをチップに統一することで、お金の流れを管理しやすくしています。もうひとつは、ゲームの進行をスムーズにするため。紙幣を数える手間がなく、テンポよく賭けられます。また、現金を直接賭けるより金額の感覚が薄れる、という心理的な側面もあります。

いずれにせよ、テーブルゲームで遊ぶ第一歩は「両替」です。その流れを、順を追って見ていきましょう。

【ステップ1】日本円を現地通貨に両替する

カジノでチップに替えるには、まずその国の通貨(米ドル、香港ドルなど)の現金が必要です。日本円をそのままチップにはできないので、最初に通貨の両替をします。

両替する場所には、日本の銀行、日本の空港、現地の空港、現地のATM、そしてカジノ内の両替所など、いくつかの選択肢があります。カジノにも、後述する「ケージ」と呼ばれる両替所があり、ここで通貨の両替ができます。

両替のレートは、場所や時期によって変わります。一般に、空港の両替所はレートがあまり良くないと言われますが、どこが最も有利かは状況によって異なります。現地で両替する場合は、一か所で慌てて両替せず、いくつかの場所のレートを見比べてみるとよいでしょう。また、現地のATMでクレジットカードやデビットカードを使って現地通貨を引き出す方法もあります(手数料はかかります)。

【ステップ2】テーブルで現金をチップに両替する

現地通貨が用意できたら、いよいよチップへの両替です。これは、遊びたいテーブルで直接行うのが最も一般的な方法です。流れは次の通りです。

まず、遊びたいテーブルの空いている席に座ります。このとき、テーブルごとに決められている最低賭け金(ミニマムベット)を確認しておきましょう。自分の予算に合ったテーブルを選ぶことが大切です。

次に、両替したい現金をテーブルの上に置きます。ここで最も重要な注意点があります。現金をディーラーに直接手渡ししてはいけません。これはマナー違反であると同時に、不正防止のルールでもあります。カジノ内のすべてのやり取りは天井の監視カメラに記録されており、お金の受け渡しもカメラに映るよう、テーブルの上で行う決まりになっているのです。

現金を置いたら、ディーラーに「チェンジ プリーズ(Change please)」と伝えます。ディーラーが現金を確認し、同額のチップに替えて、目の前に並べてくれます。これで両替は完了。あとは、このチップを使って賭けるだけです。

ひとつ注意点として、ゲームが進行している最中は、両替してもらえません。ディーラーは、今のゲームが一区切りつくまで、両替を待つよう促します。タイミングを見て、ゲームとゲームの合間に両替するとスムーズです。

チップの種類と色(額面の見分け方)

両替してもらったチップは、額面ごとに色が分かれています。この色を覚えておくと、ゲーム中に自分がいくら賭けているかを素早く把握できます。

一般的な色と額面の対応は、おおよそ次の通りです。

  • $1 = 白
  • $5 = 赤
  • $25 = 緑
  • $100 = 黒
  • $500 = 紫
  • $1,000以上 = 黄・橙など

ただし、この色分けは国やカジノによって多少異なります。また、ヨーロッパではユーロ建てで色の配置が違ったり、マカオでは香港ドル建てが主流だったりと、地域によって変わります。最初は戸惑うかもしれませんが、各チップには額面の数字も記されているので、迷ったら数字を確認すれば大丈夫です。

なお、ルーレットで使う「カラーチップ」は、これらとは別物です。ルーレットでは、プレイヤーごとに色の違う専用チップが配られ、そのテーブルでしか使えません。ルーレットで遊ぶ際は、この点に注意しましょう。

【ステップ3】チップを現金に戻す(換金)

遊び終えたら、手元に残ったチップ(勝って増えたチップや、使わなかったチップ)を現金に戻します。この「換金」にも、知っておくべきルールがあります。

まず理解しておきたいのは、チップを「現金」に戻せるのは、ケージ(後述)だけだという点です。各テーブルのディーラーは、チップを現金には戻してくれません。ただし、チップはそのカジノの中であれば、別のテーブルにそのまま持っていって、続けて遊ぶのに使えます。ですから、遊び続けている間は、いちいち現金に戻す必要はありません。現金に戻すのは、基本的に「カジノでの遊びを終えて、帰るとき」です。

チップを現金に戻すには、カジノ内にある「ケージ(Cage)」または「キャッシャー(Cashier)」と呼ばれる場所に行きます。多くの場合「CASHIER」という表示が出ており、カジノフロアの入口付近にあることが多いので、すぐに見つけられます。ここでチップを渡し、「キャッシュ プリーズ(Cash please)」や「キャッシュアウト」と伝えれば、チップを現金に替えてくれます。なお、換金は必ずこのケージで行う決まりで、プレイヤー同士でチップと現金を交換することは、不正防止のため認められていません。

高額のチップを換金する場合は、本人確認のためパスポートの提示を求められたり、一定の手続きが必要になったりすることがあります(マネーロンダリング対策のためです)。

また、ルーレットのカラーチップは、そのままではケージで換金できません。席を立つ前に、ディーラーに「カラーアップ プリーズ(Color up please)」と伝えて、通常のカジノチップに交換してもらってから、ケージに持っていきましょう。なお、この「カラーアップ」は、たくさんの小額チップを少数の大額チップにまとめる作業のことも指します。ケージまで持ち運びやすくなるので、チップが増えたら席を立つ前にカラーアップしておくとスマートです。

両替・換金に関する実用的な注意点

最後に、旅行者がつまずきやすい、いくつかの実用的なポイントを補足します。

スロットで遊ぶ場合は、チップへの両替は不要。冒頭でも触れたように、スロットはチップを使いません。紙幣を直接、機械の投入口に入れると、その金額が機械上のクレジットとして表示され、すぐに遊べます。遊び終えてキャッシュアウトすると、現在はコインではなく、金額が記録された紙のチケットが出てきます。このチケットは、別のスロットにそのまま入れて遊べるほか、フロアにある専用の精算機や、ケージで現金に換えられます。スロットだけで遊ぶなら、テーブルゲームのようなチップへの両替は必要ありません。

クレジットカードでチップは買えるか。多くのカジノでは、クレジットカードで直接チップを購入することはできません。現金が必要です。ただし、カジノ内やその周辺のATMでクレジットカードのキャッシング機能を使い、現金を引き出すことは可能な場合があります(手数料は高めです)。

余ったチップは帰る前に換金しておく。遊び終えて余ったチップは、帰る前に、そのカジノのケージで現金に換えておくのが基本です。その日のうちに換金せず持ち帰りたい場合は、後日や別の場所で換金できるかどうかはカジノによってルールが異なります。そうしたいときは、事前にそのカジノで確認しておくと安心です。記念に少し持ち帰る程度であれば問題ありませんが、使う予定のないチップは、その日のうちに換金しておくのが無難です。

プレイヤーズカードを作っておくと便利。多くのカジノでは、無料で「プレイヤーズカード」を作れます。パスポートがあればその場で作成でき、遊んだ金額に応じて、無料の食事や宿泊といった特典(コンプ)が受けられることがあります。両替の前に作っておくと、特典を取りこぼしません。

「チップ(chip)」と「チップ(tip)」は別物

ここまで「チップ」という言葉を使ってきましたが、カジノには、紛らわしいことに、もう一つの「チップ」があります。この2つは、日本語では同じ「チップ」でも、まったく別のものなので、整理しておきましょう。

この記事で解説してきた「チップ(chip)」は、ゲームで賭けるために使う、現金と両替する専用のコインのことです。

一方、もう一つの「チップ(tip)」は、ディーラーやスタッフへの「心付け」、つまり感謝の気持ちとして渡すお金のことです。海外のチップ文化にもとづくもので、こちらはゲームのための両替とはまったく別の話です。

英語では「chip(コイン)」と「tip(心付け)」という、はっきり違う単語なのですが、日本語にするとどちらも「チップ」になってしまうため、混同が起こりがちです。この記事で扱ったのは前者の「chip(両替するコイン)」です。

後者の「tip(心付け)」の渡し方や相場については、別の記事「カジノの心付け(チップ)の渡し方」で詳しく解説しています。あわせてご覧ください。

まとめ

カジノのテーブルゲームでは、現金をそのまま賭けるのではなく、「チップ」に両替して遊びます。お金の扱いの流れは、大きく3ステップです。

まず、日本円を現地通貨に両替します(レートは場所・時期で変わるので、見比べるとよいでしょう)。次に、遊びたいテーブルで現金を置き、「チェンジ プリーズ」と伝えてチップに両替します(手渡しはNG、ゲーム中は両替不可)。そして遊び終えて帰るときに、ケージ(両替所)でチップを現金に換金します。チップはカジノの中なら他のテーブルでも使えるので、遊んでいる間はいちいち現金に戻す必要はありません。

なお、スロットで遊ぶ場合は、チップへの両替は不要です。現金を直接機械に入れ、精算はチケットで行います。

これらの流れと、いくつかの注意点さえ押さえておけば、カジノでのお金の扱いで戸惑うことはありません。お金の不安がなくなれば、ゲームそのものに集中して、カジノを存分に楽しめます。カジノでの振る舞い全般については「カジノのマナーと禁止事項」の記事も、あわせて参考にしてください。

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